◆前々作:2022movies special 『名探偵コナン』 #1
前作 :2022movies special 『名探偵コナン』 #2
前フリ無しで引き続きやっていきます。
○第13作『劇場版 名探偵コナン 漆黒の追跡者』(2009)
―――あらすじ:東京タワーが銃撃される。
第5作『天国へのカウントダウン』依頼の黒の組織メインの映画。キャンティ可愛い。
ラストシーンでは東京タワーがヘリからの銃撃でばちぼこに破壊されたり、蘭ねーちゃんが至近距離からの銃撃を動体視力で避けたりと、後年の作品の「やるだけやろう!」が出始めて、ここからおかしくなったんだな……ってなります。それがおもしろいんだけどね。
○第14作『劇場版 名探偵コナン 天空の難破船』(2010)
―――あらすじ:でっかい飛行船がハイジャックされる。
怪盗キッドが見目が似ていることをいいことに工藤新一として蘭に接近するずるすぎる作品。そんなことしていいのかよ。
これまでのキッド出演作ではキッドの活躍はやや薄いものだったけど、この作品はキッドのかっこよさが爆発。キッド様~~~ってなること間違いなし。
○第15作『劇場版 名探偵コナン 沈黙の15分』(2011)
―――あらすじ:ダムが爆発する。
さっぱり言うと北国で起きた事件を解決するだけ。ストーリーはかなり印象が薄い。
ただダムの爆発後のコナンの解決策がとんでもなく、結果としてコナン自身も過去一で瀕死の状態になる。個人的にはワースト作品。
○第16作『劇場版 名探偵コナン 11人目のストライカー』(2012)
―――あらすじ:サッカースタジアムが爆発する。
当時の現役プロサッカー選手が本人役で何人も出演している、ゲスト声優が多いコナン映画の中でもかなりの異色作。なかなかの棒演技だけど、本人役だからね、いいんじゃない。
これもコナン映画の駄作として名高いんだけど、ラストシーンのコナンから犯人への言葉はなかなかかっこよかったし、決めのアクションも痺れる。声優に難ありなのは仕方ないけど、言われるほどの駄作ではないと思う。
○第17作『劇場版 名探偵コナン 絶海の探偵』(2013)
―――あらすじ:イージス艦から蘭が転落する。
コナン映画の中でも随一というほど政治色が強く、子供向けと言うには厳しいような作品。脚本がテレビドラマ『相棒』の人らしく、凝った設定で面白いけどちょっと背景が難しくない? とは思う。
ただ大人になってから見るとかなりおもしろい。これは人によって評価がわかれそうだけど、個人的にはかなり好きな作品。コナン未見の人に初手で勧めるのは難しいが……。
○第18作『劇場版 名探偵コナン 異次元の狙撃手』(2014)
―――あらすじ:狙撃手が異次元
コナンシリーズ随一の美少女・世良(世良ほんと可愛い)や赤井秀一含むFBIメンバーが初登場した作品。
犯人も赤井秀一もとんでもない狙撃技術だし、一方被害者は警察の言うことを全く聞かないのでバタバタ死んでいく。コナンのアクションもばりばりで、非常にキまる作品。
○第19作『劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵』(2015)
―――あらすじ:キッドがかっこいい!!!
もうほんとに「キッドがかっこいい」以外の感想がない。
ミステリが信じられないほどおざなり。映画の前半で明らかに違和感を覚えるキャラが犯人なので膝から崩れ落ちてしまった。キッドのかっこいいところを楽しもう! の作品だと思うしかない。
◆続く! → 2022movies special 『名探偵コナン』 #4