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2022movies special 『名探偵コナン』 #1

 

Amazon Prime Videoで「劇場版名探偵コナン」がほぼ全作配信された!

 ということで全部見たぞ! (1ヶ月かかった)

Amazon Prime Video 23作品

 全部見たから全部レビューするぞ(1作品だけ見れていないが)。狂気は踊る。

 (※全4記事になる予定です。年代順でやっていきます。)

 

○第1作『劇場版 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1997)

 ―――あらすじ:米花シティビルが爆発する。

 

 記念すべき劇場版第一作。結構ガッツリ暗号解読やミステリをやっていておもしろい。蘭と新一の「赤い糸」がテーマになっていて、いいですよ。

 ただ犯人の名前がなあ~~~~~~~。いくらなんでもさ、いくらなんでもな名前なのでさすがに笑っちゃった。白鳥警部がミスリード的に犯人ぽく描かれていて、もしかして犯人は白鳥警部? ってなるのに、結局名前通りかよ~~~ってなる。そこだけがなあ……。

 

○第2作『劇場版 名探偵コナン 14番目の標的』(1998)

 ―――あらすじ:海中レストランが爆発する。

 

 目暮警部から順に毛利小五郎の関係者が次々に襲われていって、犯行現場にはトランプが一枚落ちている。被害者は数字にちなんだ人(目暮警部は目暮十三)、最後の1は工藤新一、みたいな。

 『迷宮の十字路』以前のアクション味の薄い古い映画の中では、一番ミステリがしっかりしていておもしろいと感じた。

 

○第3作『劇場版 名探偵コナン 世紀末の魔術師』(1999)

 ―――あらすじ:でっかい城が爆発する。

 

 怪盗キッドの劇場版初出演作。ロシアのお宝を巡ってキッドとコナン、犯人がバトルする。

 キッドのかっこよさが後年の作品に比べて薄いかなあ。ニコライ二世とかラスプーチンとかの子孫がばりばり出てきて、そんなのありかよってなった。作中でキッドが狙うお宝の真相がなかなかいい話。

 

○第4作『劇場版 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』(2000)

 ―――あらすじ:蘭が記憶を失う(特に大きな爆発はない)。

 

 蘭ねーちゃんが記憶を失っちゃうので、コナンが身も隠さず蘭の前でばちばちに推理しちゃうよ。大丈夫なのか。

 クライマックスがめちゃくちゃかっこいいんですよね。蘭が記憶を取り戻すところからのシーンがすごくいい。やっぱり蘭ねーちゃんは強い。でも後年の作品でもっとバフがかかる……。

 

○第5作『劇場版 名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(2001)

 ―――あらすじ:ツインタワービルが爆発する。

 

 哀ちゃんがものの数秒で物理式を解いてしまうことで有名な映画です。でもコナン君はそんな事気にせず車を走らせます。

 哀ちゃんの”いい女”感をめちゃくちゃ楽しめます。最高の映画。ジト目の林原めぐみはいいぞ。

 

○第6作『劇場版 名探偵コナンイカー街の亡霊』(2002)

 ―――あらすじ:VR世界で電車と駅が爆発する。

 

 劇場版唯一の非現実世界が舞台。コナンたち少年探偵団が財政界の2世の子どもたちとVRゲームの世界に潜り、命を賭けてゲームクリアへ向かう。

 家族愛が強く描かれたテーマ。財政界の有力者とゲームをプレイする子どもたち、工藤優作・新一親子のお互いの信頼など、子ども向け映画であったことをちゃんとわからせてくれるハートフルな映画。しかし工藤優作、子どもが命がけのゲームを強制されている横で片手間に一つ事件を解決してしまう。化け物。強すぎる。

 

◆続く! → 2022movies special 『名探偵コナン』 #2