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感染した話

 

◆やっちまいました。

 

新型コロナウイルス オミクロン株に感染しました。

 毎年のようにインフルエンザに罹患していた免疫の弱さに加えて、オミクロン株の感染力の強さを鑑みれば、気をつけていてもいつかはとは思っていたところでの感染でした。流行りものに弱いところは全く不甲斐ないばかり。

 幸いにも私自身は軽微な症状で済みましたが、関係各位(特に相方と会社の人)にはそれはもう大変なご迷惑をおかけしてしまいました。自省と警告、そして記録の意味を込めて、感染から現在にいたるまでの経緯を記しておこうと思います。

 

◆2月12日土曜日の夜、友人と遊んだことがきっかけでした。結構長い時間、食事などマスクを外しての歓談の機会があり、全く言い訳のできない一日でありました。

 翌13日、当該の友人から「発熱があった」との連絡がありました。自室で相方と京都記念にいそしんでおり、アフリカンゴールドの勝利に愕然と新聞を放り投げていた頃です。

 友人からの報せを受けて、とりあえず相方を部屋に押し込み、私は一通りの悪あがきをしました。具体的には、お湯でうがいをし、お湯をたくさんのみ、白血球くんに祈りを捧げました。何か意味はあったのでしょうか。

 友人が月曜日にPCR検査を受けるということだったので、日曜日時点で私たちに取れる手段はなく、その日は体調の変化も感じることは無いまま一日を終えました。

 

◆14日月曜日。相方は職場へと出向き、私は在宅勤務。この日も特段症状は出ませんでした。友人からは、PCR検査を受けたこと、微熱や咽頭痛など一通りの症状はあるものの軽微なもので大きな問題はないという連絡を受けて、ひとまずの安心。

 とはいえ、その症状で陰性ということはないだろうとは思っていたので、明日以降の対応を思案しつつ、健康人(けんこうんちゅ)最後の一日を謳歌しました。

 

◆15日火曜日。起き抜けに咽頭痛と倦怠感がありました。だめだったかとは思いつつも体温が36.8度だったので(平熱が36.5度前後なので発熱に値しない)、その日も在宅勤務を行いました。

 お昼頃、友人から「陽性だった」との連絡があり、濃厚接触者になったことを課のメンバーに連絡しました。この時点では、発熱がない限りは濃厚接触者どまりで在宅勤務を続けようと思っていました。

 しかし、同居する相方も自宅待機となり、その解除に対し私の陰性、ないしは治癒(寛解?)証明が必要ということになり、発症の如何に関わらずPCR検査を受けることに。

 

◆16日水曜日。起き抜けの倦怠感は前日より強かったものの、体温は37.0度と弊社の規定(37.4度)を下回ったため、とりあえず在宅勤務を続行。勤務前に病院に電話をかけたところ、翌日の予約しかとれないということで検査は持ち越しに。

 お昼、いよいよ倦怠感がピーク。体温も37.5度になってしまったのでここでギブアップ。午後休と翌日の休暇取得を連絡し(急な休暇が取れるいい会社!)、バカみたいにうがい手洗い給水睡眠を行って、翌日の検査に万全の体制を整えました。

 

◆17日木曜日。検査を受診。インフルエンザ・抗原検査・PCR検査の三回分鼻に綿棒をつっこまれて泣きそうになる。抗原検査の方は結果が早く、その日のうちに陽性が判明。法律に従って自宅待機してくださいとお医者さんから告げられる。会社に陽性となったことを伝え、規定に従い10日間の自宅待機を命じられる。本当にごめんなさい……。

 一方で、私の白血球への祈りが通じてしまったのか、このときには倦怠感は薄く、熱も次第に収まっており、ちょっと喉が痛いかな、くらいの状態。軽微な症状で済んでよかったと安心する反面、こんな健康体で10日も休みをもらっていいのかという罪悪感があり、なんとも申し訳ない。

 翌18日金曜日にはほとんどの症状が寛解。陽性となったことを伝えた周囲の人からは多くの心配の言葉をいただき感謝しきれないけれど、全くもって元気なので安心してほしい。

 

◆本当に軽く済んだことが不幸中の幸いでした。うがい手洗いや睡眠がどれほど聞いたのかはわからないけれど、ワクチン2回目を打ったあとよりもずいぶんと楽だった。

 とはいえ、周囲の人間にかける迷惑は甚大なもので、相方も私同様来週いっぱい自宅待機、私の仕事は課のメンバーに引継がれてと、どれだけ謝っても足りないくらいです。

 感染してしまうことは仕方ないにしても、感染しないことが一番です。皆様におかれましてはどうぞ気をつけて、体調ご自愛ください。しかしてもし、感染してしまったかもしれない状況におかれたときは、できるかぎりの悪あがきをするのも手かもしれません。とにかく体をいたわりましょう。

 

 

 また元気に皆様と会える日を楽しみにしています。それでは。