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関門顛末 3日目(後半)

 

山口県から帰ってきた私は、レンタカーを返却して、来る時刻まで時間つぶしをすることになった。旅の最後に私が向かったのは、小倉にあるシーシャ屋『CHILL BEAR』だ。

 福岡で行った3店舗の中で群を抜いてシーシャが美味しかった。店主さんのこだわりも感じられて、最後にここに来られて本当に良かった。美味しすぎて2本吸っちゃった。

 

◆定刻まで時間を潰せた私は、小倉駅前のバスターミナルへ向かう。ここで無料の連絡バスに乗り、向かった先は門司港の外れ。東京九州フェリー、新門司フェリーターミナル

 2日目の夜、小倉のホテルで見つけた、フェリーでの関東への帰路。新幹線より安い値段でフェリーに乗れる魅力に惹かれて、乗船を決意した。

 船内は非常に豪華。派手な装飾が多かった。一方で一番安いところをとった部屋は二畳くらいしかなくて笑った。

 24時の出港で、夜間は外の景色がほとんど何も見えず、特段やることもなかったので、早々に眠りについた。

 

◆翌朝。フェリーの仕様により、2泊4日になったので、何日目というのかもよくわからない頃、幸運にも快晴に恵まれ、素晴らしい大海原を望むことができた。

 船内のレストランで大海を眺めながらのとんかつを食す。こんなに景色が美味いとんかつ、二度と食べられないかもしれない。

 

◆フェリー内はとにかくネット回線が弱く、陸が近くにあるとき―――紀伊半島伊豆半島の近くを通るときなど―――はぎりぎり4Gを拾えるけれど、陸から離れ海の上をぽつんと後悔しているときはずっと圏外のままだった(船内のWi-Fiはダウンロード2Mbpsというカスだった)。そういう不満点こそあるものの、海の上を渡っていくというのはなかなか体験できないことで、非常に有意義な時間だった。

 

 門司港を24時に出発してからほぼ丸一日、21時に横須賀港に着岸した。最後に横須賀駅マクドナルドの新メニュー・赤いガーリックてりやきとニュータイプ白いトリチを食べて、鈍行に揺られて家に戻った。

 

◆久しぶりの一人旅行、久しぶりの福岡県ということで、かなり心が満たされた4日間でした。社会人も二年目になり、いろいろと面倒なことが増えてきた人生だけれど、たまにはこういうガス抜きをすることも大事だねえと感じました。そろそろ夏もやってくるので、皆さんもどこかへお出かけしてみてはいかがでしょうか。

 そろそろ日常に戻らないといけない。気を引き締めて明日へと向かっていきます。それでは。