◆ポッキーゲーム、したことありますか?
◆結果です。ご協力ありがとうございました。
追い質問です。ポッキーゲームをした方へ。
— ぷるーぶ (@prooooove) 2019年9月24日
◆Twitterで『響け! ユーフォニアム』の久石奏と月永求がポッキーゲームをしている絵が流れてきた。制服に身を包んだ彼らが、お互いに相手の手首を掴み、初々しく顔を赤らめたりして。
ああ、高校生だあ~って思わず感動してしまった。ポッキーゲームって、そういうもんだよなあ。
◆私自身には、ポッキーゲームをした記憶はない。たぶん今だったら、相手が誰であろうとしれっとなしてしまうだろう。もちろん最後までいったりはしないけど、極めて冷静に。だってそれは所詮ゲームだから。みんなそれをわかってるから。それによって得られるはずだった『ドキドキ』とか(死語か?)は、もう感じないだろうな。
恥と性欲が発散しきれていなかった青い高校生の頃なら、あるいは違ったんだろうか。いつからこんなつまらない男になった? 何が私をこんなにひねくらせた?
◆相手が相手だったらまた変わるんだろうか。『超ッッッ』がつくほどの美人だったら、思い焦がれて夜も眠れないような相手だったら、あるいは話は変わってくるんだろう。
しかし別の知見として『クラスメイト』という属性が興奮の素になりうるんだろうな、なんて。いつかのポエムにも似たようなことを書いたけど、何でもない人との特殊なシチュエーションには、言い表しがたい興奮がある。普段他愛もないことで笑いあう友人と、急に顔が接近する。もうあといくらで唇が接する。数cmの恍惚は、確かに愛おしいし、興奮する。
◆そういえばあの頃、同性同士でポッキーゲームをしているのを見たことはある。別に私がしていたわけでもないのに、妙に気分が昂揚した。
大学生はすぐ酒の勢いでそういうことするからなあ。今だったらなんだ、お通しの揚げパスタでやったりするのか? 違うんだよなあ、そうじゃねえんだよなあ。情緒がない。
日常に突如現れる特別、最近そんなシチュエーションとはご無沙汰だ。恍惚が愛おしい。恍惚が羨ましいよ、高校生。とりあえず、ポッキー買おうかな。