◆女声に憧れてる。
◆やくしまるえつこ、aiko、fhanaあたりが特に憧れる声。甘くて優しくて聴いてて耳が溶けそうになる声。男声で言うと平井堅や槇原敬之の系統。岡本知高はちょっと別次元。
あるいは椎名林檎や倖田來未、浜崎あゆみみたいなキンとした鋭利な声も好き。鋭利な、って表現がとてもしっくりくる。ああいう声で歌舞伎町の女王とかevolutionとか歌えたら楽しいんだろうな。
いわゆる女性声優のアニメ声も特徴あって好き。最近はミリシタの七尾百合子やバンドリの弦巻こころの役をやってる伊藤美来の声がすごいクセになってる。「Princess Be Ambitious!!」で1人だけすごい響いてて可愛い。
昔からわりと声フェチだった。だから初めて自分の声を録音して聴いたときの絶望ったらなかった。
◆特に自分の最たる音楽趣味であるボーカロイドの曲は可愛い曲が本当に多い。ワールドイズマイン、メランコリック、スイートマジック、おねがいダーリン……。可愛い声出せたらなあと思ってしまう。
ボカロに限らず、たとえば先に挙げたミリシタの楽曲「Princess Be Ambitious!!」や田村ゆかりの「Fancy Baby Doll」みたいなガッチガチの女の子曲とかも歌いたい。世界一可愛いって言われたいじゃん。
◆しかし得意な声マネが若本規夫とかニャンちゅうとかいう低音域男声の私だから、めいっぱい喉張って高い声を出したとしても、その声は可愛くはない。
別に可愛くなりたいわけじゃない。可愛い曲を可愛く歌えないの、もったいないというか、もどかしいというか。楽器が曲に合わせた音色を奏でるなら、声音だって然るべきだと思う。
◆私の声ってどんな風に思われてるんだろう。低い声って落ち着かせるとか安心感を与えるとか言われるけど、どうなんだろうか。
顔と同じくらい人の声って千差万別で、しかも顔ほどにその特徴で褒めたてられたり謗りを受けることがあまりない。実に面白い個性だと思うの。
世にある多数の声音のなかで私の声音がどの立ち位置にあるのか。誰かを魅了するほどの力があるのかしら。
◆ところで私は、意中の男性に大して突然声を高くして「きゃ~~~♡」ってやる女性の声が好きです。あれどうやって出してんだろ。あと電話口だけ突然声が高くなるやつも好き。あれ何で高くなるんだろうな。
立憲民主党の枝野さんは、普段はテノール領域の高い声だけど演説のときは意識的に低くしてるとか聞いたことがある。やっぱり使い所で声をいじるの、意識してかないとな。
『可愛さふりまくスキルを覚えた! 使うシーンが見当たらなかった……』(初音ミクの暴走)
『使い所』来い、頼む。