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2018comics

 

◆今年は良縁があってハイサラリーだったので趣味の漫画に費やしました。たくさん読んでたくさん感動したので少しお話します。

 といっても漫画というのはジャンルも作風もバラバラなんである程度カテゴライズして紹介していこうかなと。そういった感じです。ちなみにこれは聖典であり家宝であるBLEACHの画集「JET」

 

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〇ギャグの類

 めしにしましょう」(小林銅蟲)はギャグなんですかね?

 

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 もちろんきちんとカテゴライズしたら料理漫画だけど、料理にいたるまでの運びに散りばめられる不条理やシュールが本当に好き。作るめしも通常の料理漫画とは大体規模が違うので参考にならないし、しかしとても美味しそうなので困る。

 

 きちんとギャグ漫画でいうと惰性67パーセント」(紙魚丸)

 

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 美大に通う男女四人のしょうもない日々の話。しょうもない下ネタが迂闊に連発されます。しょうもないつってもわりとピンク多めだけど。終止笑いが止まらなくなるのでおすすめ。

 

〇とても話題の類

 

 「累」(松浦だるま)が最終回を迎えたのが記憶に新しいです。世代ドンピシャだったので結構悲しかったな。かと思えばBLACK LAGOON」(広江礼威)ドリフターズ」(平野耕太)の新刊が同じ月に出たりしてびっくりした。

 

 世間的に(漫画読み界隈的に?)話題になったような作品もちょくちょく買いました。特に講談社の少年漫画が熱いですね。「ランウェイで笑って」(猪ノ谷言葉)とか「五等分の花嫁」(春場ねぎ)とか。

 

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 最近はジャンプ作品に手を出してなくて、性癖や嗜好がマガジン系に移行しつつある。特にランウェイは素晴らしい作品です。語ると長いので割愛、とりあえず誰にでもおすすめできるから読んで。

 

 アニメの方が話題になったといえばヲタクに恋は難しい」(ふじた)ゆるキャン△」(あfろ)ですかね。しかし個人的な推しは宝石の国」(市川春子)


 

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 アニメ自体は2017年10月~12月だけど。宝石の擬人化っていう設定だけ聞いてたときは「また安易にそんなことして……」とか思ってたけど、こんな設定の凝ったSFで、しかも悲哀に満ちた話だと思ってなかった。とりあえずアンタークチサイトが出るとこまで見てほしい。絶対にハマる。

 

〇激推し

 

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 友達ってなんだっていう話を真正面から扱うのすごく難しいし、しかしこれはそれをやってのけてしまう。しかも全2巻というとこがまたすごい、本当にEssentialだけを詰めている。人間に行き詰まったら読んでほしい。

 読後、山ぱんだくんさん(@otowanozakago)が書いたこの作品の紹介文を目にして、これがさらに効いた。私よりはるかに丁寧にその素敵を教えてくれるのでこちらもぜひ。

 

 

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 今さら? みたいな気もするが今さら読んだんだから許してくれ。

 大学のオタク系サークル「現代視覚文化研究会」通称げんしけんで繰り広げられる人間模様の描像。あまり比較はよろしくないけど、ヲタ恋よりもずっと人間味があってオタクみがあって、感情の筆致が丁寧。特に画像左上の班目は本当に、本当にな……。

 

 

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 クラスで比較的大人びている田中彼方と吉川和樹の、クラスメイトに隠れた年相応の恋愛。ほんわかと、ゆったりと、損得を考えない中学生恋愛を描いている。

 

  • 「さらば、佳き日」(茜田千)

 

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 ジャケ買いが当たった作品。2017年の「このマンガがすごい!」オンナ編にランクインしていたらしい。一切の前情報なしに読むと、真剣に愛について考えることになる。こんな恐ろしい作品はない。最後の最後にかなりマイナー所をのせたが、トリに乗せるくらいには自信を持って推せる作品。

 

◆紹介しきれなかった作品も多いが仕方ない。読みたい漫画はたくさんあるし、積んでるタイトルが4つ5つくらいある。でもまた買っちゃうんだよ困ったことに。来年も漫画読むぞ!